暖かい季節がやってきて、スポーツに最適な時期になりました。みなさん、日々の生活の中で運動はしていますか?スポーツは健康でしなやかな生活を支えるのに欠かせない反面、怪我や疲労によるさまざまな障害が生じる危険性も十分に考えられます。そこで今回は、スポーツ障害について詳しく解説していきます。予防法はもちろん、万が一のケースにどうしたら良いかなど具体的に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもスポーツ障害とは?
一言でいうとスポーツ障害とは、その名の通りスポーツをすることで起こりうる怪我のことを指します。種類は大きく区別しますと、以下の2つに分けることができます。
・急性スポーツ障害
→打撲や捻挫など、運動の最中にする怪我のこと
・慢性スポーツ障害
→関節の変形や疲労骨折など、いわゆる関節の使いすぎによる怪我のこと
どちらも事前の準備運動や日々の生活の意識の違いなど、さまざまな面において予防&対策することができます。
スポーツ外傷との違いは?
同じ怪我のようにも見えますが、スポーツ障害と外傷はほとんど別物です。外傷は一回の外力によって怪我をするというものなのに対して、障害は何度も力が加わることで怪我を引き起こしてしまうという、いわば故障のようなものです。
スポーツ障害の原因ってなに?
スポーツ障害の原因には以下のことが考えられます。
- 使いすぎ
- ストレッチや準備運動不足
- 体の柔軟性の不足
- 過去に引き起こした怪我の慢性化
これらのことを踏まえ、次の項目で予防と対策方法を確認していきましょう。
スポーツ障害の予防&対策方法
スポーツ障害は事前に予防・対策しておくことが重要です。
ただ予防法を試しても、怪我を引き起こす可能性は十分に考えられます。そのような場合は早期に運動を切り上げ、怪我の様子をしっかりと見ておきましょう。
運動前のストレッチ
まずもっとも大切なのが、ストレッチなどの準備体操を事前に行っておくことです。冒頭にも書いたように、スポーツ障害の原因のひとつに柔軟性の不足が挙げられます。できれば普段からストレッチなどを生活に取り入れ、柔らかい体を保っておきたいところです。
自分の運動神経・能力の把握
次に、自分の運動神経や能力を把握しておくことが非常に大切です。せっかく楽しいスポーツですから、自分の限界以上のことをして怪我をしてしまうのは良くありません。あくまで無理することなく、できる範囲でスポーツを楽しみましょう。
さらに、常に運動をしている方でも定期的なメディカルチェックが必須です。「自分は大丈夫」と思っていても、専門家からすればそう見えないこともしばしばあります。毎日体に向き合いながら、その日できる万全のコンディションを整えましょう。
身につけているものの確認
最後に、身につけているものをもう一度チェックしてみましょう。ユニフォームは大きくありませんか?使用しているグローブやパンツの大きさ、重さは体にフィットしていますか?
慣れていないものを長く使用していますと、重さや不慣れさに体や関節が耐えきれず、スポーツ障害の原因になってしまいます。ぜひこの機会に普段身につけているアイテムを見直してみてください。
実際にスポーツ障害を起こしてしまったらどうすれば良い?
スポーツ障害を起こしてしまったら、RISEというワードを思い出してみてください。ひとつひとつのアルファベットに、以下のような意味が込められています。
- Rest(休息):固定した状態で安静を保ちます。
- Ice(冷却):怪我をした部分を冷やしてクールダウンさせます。
- Compression(圧迫):患部に包帯などで圧迫することで内出血や腫れを抑えます。
- Elevetion(挙上):患部を心臓よりも高い位置に挙げることで血流の流れを良くします。
怪我の種類に応じて、ぜひこれらの対策をしてみましょう。傷めた箇所をそのままの状態にしておくと将来的に後遺症が出てしまったり、治りが悪くなったりするなどの2次障害が起こりかねません。
まとめ
応急処置なども行ったら後は接骨院で詳しく見てもらいましょう。怪我はプロの目で判断してもらうことが一番大切です。体は日々大切に使うことが重要です。怪我をせず、無理しない程度にスポーツを楽しんでください。
私たち「前田鍼灸接骨院」では、長崎にて当院独自の治療法を駆使してマッサージや整体を行っています。今回紹介したようなスポーツ障害でお悩みの方はもちろん、体に不調がある方はぜひ一度ご相談ください。
ご年配のみなさんや出産後の方はもちろん、将来プロスポーツ選手になりたいと考えているお子さんをお持ちの親御さんも、ぜひご来院をお待ちしております。ご予約はお電話より承っております。どうぞお気軽にご連絡ください。